中国ウォッチャーはメディアリテラシーが高い!

メディアリテラシーが高い人ってどんな人か。中国ウォッチャーです。
フリーのライターさん、ジャーナリスト、組織内の担当者でも恐らく普通のマスコミ人よりはるかに高いのは間違いない。

理由は指桑罵槐と言うキーワード。

中国政府の発表、それから情報を読み取る中国人、そういう人達から情報を引き出してそういう事情を知らない日本人にキチンと伝えようとしてるのが私にも分かります。

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特定の立場から発信される、偏っていたり、ウソを含んでいるかも知れない情報を、ただ無視すべきものとして切り捨てるのではなく、それらが発信された背景や意図があることを意識し、それらを学ぶことで、「ダメ情報」だったものが、十分に「使える」情報になるのです。(中国を専門にしている人に話を聞くと分かりますが、彼らは中国政府が発する情報に、実に様々な「サイン」や「メッセージ」を読み取っています)。

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・・・ダメ情報の見分けかた  荻上チキ 飯田泰之 鈴木謙介(著) NHK出版
・・・・・・・・・第3章メディア・リテラシーの政治的意味 ―「偏った情報」とどうつきあうか? 鈴木謙介(著) より引用。